お知らせ

自律神経とは、活動時に働く交感神経と、休息時に働く副交感神経の総称です。

つまり、

「これから仕事を頑張るぞ!」

「勉強するぞ!」

「運動するぞ!」

という時には交感神経が活発になり、仕事や学校も終わり、「さぁ寝よう」、という時には副交感神経が活発に働き、スムーズに眠れるようにと、調整をしてくれています。

この身体のONとOFFを調整してくれる自律神経のバランスが崩れると、身体にいろんな不調が出てくることになります。

このような状態を「自律神経失調症」と言います。

症状は不眠や頭痛、めまい、肩こり、慢性の疲労や体の痛み、胃腸の不調など、人によって様々です。

内科などでいろいろな検査をしても原因がわからない場合に、自律神経失調症という状態を疑うのですが、その原因としては、精神的ストレスや身体的ストレス、生活習慣の乱れやホルモンの乱れなどが関与してると考えられています。

なので、それらのストレスを減らすか、うまく付き合うことができないと、さらに不調の悪循環が起きてしまいます。

女性の場合には更年期障害によるホルモンバランスの乱れでこのような症状が起きることがありますし、小学生や中学生のお子さんにも原因不明の頭痛や倦怠感、吐き気という形で起きることもあります。(小学校の高学年から思春期に起きる原因不明の頭痛も、自律神経失調症の一症状のことがあります)

また、自律神経失調症と診断された方の中には、気持ちの落ち込みなど精神状態の悪化が主な場合もあり、うつ病などが隠れていることもあります。その場合は、精神科での治療が必要になってきます。

厚別ひばりクリニックでは、自律神経失調症の治療としては、

①内服薬(自律神経作用薬や漢方薬など)や、

②神経ブロック注射(星状神経節ブロック)をおこなっております。

自律神経作用薬というのは、いわゆる「安定剤」なので、眠気などが出ることもあります。その場合には、1日の内服の回数を減らしたり、量の調整をしていきます。

漢方薬は、更年期障害が原因と思われる自律神経失調症に処方することが多いです。漢方薬以外の治療などを希望される方などには、婦人科にご紹介させていただきます。

自律神経失調症におこなう神経ブロック注射は、星状神経節ブロックと言い、首の前方にある星状神経節という交感神経節に注射をして、神経のバランスを整える目的でおこないます。

星状神経節ブロックは痛みの治療で行うことも多いのですが(頸椎症や頭部の帯状疱疹など)、自律神経失調症の場合は、ストレスによる交感神経の緊張状態をリセットするのを目的としておこなっております。(※院長の野崎も、ストレスがたまり何となく体調が悪いという時には、星状神経節ブロックを受けています。)

いろいろ病院で調べられて、自律神経失調症と言われたが、その後も体調がすぐれない、という方は上記のような治療を受けてみることをお勧めします。

自律神経失調症(日本臨床内科医会)リンク

以上です。