お知らせ

先月5月4日火曜日、FM AIR-Gのラジオ番組「音楽の処方箋」(ナカジマ薬局提供)に出演いたしました。

新型コロナ感染拡大のため、電話による出演となりましたので、このように放送局ではお話しできませんでした。

番組ではパーソナリティーの松尾さんの質問に答える形で、クリニックの診療内容やペインクリニックについて説明しましたので、文字起こしをして簡潔にまとめたものを掲載いたします。

Q)厚別ひばりクリニックはどんなクリニックですか?

のざき)まず、プライマリ・ケアといって風邪などの感染症や生活習慣病などの一般内科も、打撲や出血や縫合が必要な外科の怪我も、そしてどこに行くべきかわからないときも、まずは広く対応しています。その結果、専門家の診療が必要なら適切な医療機関に紹介いたします。他に痛みの治療を行なうペインクリニック、 そしてリハビリテーションも行っております。

Q)ペインクリニックとは具体的にどのような診療科なんですか?

のざき)患者さんの生活の質を低下させるような痛み、例えば痛みによって仕事ができない、夜は痛みで眠れないなどに対し、飲み薬はもちろん、神経ブロック注射を中心におこなう治療技術、 治療方法のことです。痛みのコントロールの専門家です。

Q)神経ブロック注射とは具体的にどんな方法で、 どんな時におこなうのですか?

のざき)例えば、腰や首の椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、頸椎症などで腰や足、首や腕に痛みがあるとします。MRIなどの検査で手術にならないくらい状態なら、痛みがあってもまずは飲み薬だけで治療が行われることが多いのですが、痛みが強い場合は仕事もできない、何日も眠れないという方もいます。ペインクリニックでは痛みの原因となっている神経のそばに麻酔薬やステロイドを 注射し痛みを軽くして、痛みの悪循環をリセットすることができます。

Q)具体的にどんな患者さんがいらっしゃるのですか?

のざき)それでは例をあげて説明します。30代の男性が、首の椎間板ヘルニアで首や右腕の激しい痛みで受診しました。診断されたクリニックでは飲み薬を出されましたが、ほとんど効かないためペインクリニックを受診しました。首の横にある腕神経叢という部分に神経ブロック注射を打ちました。すると帰りには痛みがほとんどなくなり当日から眠れるようになりました。その後は飲み薬だけで痛みがコントロールできるくらい緩和されました。

もう一例ですが、50歳以上の方で頑固な神経の痛みを起こす代表が帯状疱疹という病気です。帯状疱疹は子供の時にかかった水疱瘡のウイルスが加齢や体力低下の際に活発になって症状を引き起こします。小さな湿疹から始まり、最初はピリピリした痛みですが、そのうち電気が走るような激しい痛みとなることもあります。ペインクリニックでは、神経の痛みに効く飲み薬や、神経ブロック注射で対応しています。また、この辛い痛みを引きおこす帯状疱疹の予防に、50歳以上の方はワクチンを打つことが出来ます。 お近くのペインクリニックや皮膚科などでご相談ください。

Q)厚別ひばりクリニックのペインクリニックが、 他とはここが違うぞ、ということはありますか?

のざき)注射をして終わりではなくリハビリテーションを組み合わせている点です。痛みにより筋力が落ちていたり、身体のバランスが悪くなっている方が多いため、当院では神経ブロック注射に加え、適応がある方にはリハビリテーションを積極的におこなっております。ペインクリニックとリハビリテーションを組み合わせている施設はまだ少なく、当院では理学療法士2人体制、最新の治療機器も入れて対応しております。またペインクリニックだけでなく、手術後の方や、脳卒中のリハビリ、 スポーツ障害にも対応しています。

こんな放送となりました。放送後は、かかりつけの患者さんからも「ラジオ聞きましたよ」と言われましたし、放送をお聞きになって受診された方もいらっしゃいました。

また、このような機会があれば、患者さんに役立つ情報をお話ししたいと思っております。